第16試合
国学院栃木が選手権初勝利。国学院栃木は3点を追う4回裏、盛永の適時打などで3点を挙げ、同点とする。その後は5回に平井の適時打でリードを奪うと、続く6回には一挙4点を加え、試合を優位に進めた。敗れた日大三島は守備の乱れが失点につながり、初戦突破とはならなかった。
第17試合
明豊が5年ぶりとなる選手権での白星を挙げた。明豊は初回、嶽下の適時打などで幸先良く3点を先制する。同点とされた直後の6回表には、牧野の適時打が飛び出し再びリードを奪った。敗れた樹徳は打線が10安打を放つも、1992年以来の聖地での勝利とはならなかった。
第18試合
一関学院が劇的なサヨナラ勝ちで20年ぶりの初戦突破。一関学院は先制された直後の1回裏、後藤と小松の適時打で3点を挙げ、逆転に成功する。その後5-5となって迎えた延長11回には、寺尾の適時打が飛び出し、試合を決めた。敗れた京都国際は土壇場の9回に追いつくも、あと一歩及ばなかった。
第19試合
八戸学院光星が2回戦進出。八戸学院光星は4回裏、野呂の適時打などで2点を先制する。その後は5回に中沢の適時打で2点を加えると、8回には野呂と文元の適時打などで3点を挙げ、試合を決めた。敗れた創志学園は、再三好機をつくるもあと1本が出なかった。
第20試合
愛工大名電が2回戦に駒を進めた。愛工大名電は初回、山田と美濃の適時打などで幸先よく5点を先制する。続く2回裏にも山田と美濃の適時打などで5点を追加し、終わってみれば15安打で14得点を挙げた。投げては先発・有馬が8回2失点の好投。敗れた星稜は投打ともに振るわなかった。
第21試合
鶴岡東が初戦突破。鶴岡東は初回、小林昇と関の連続適時打などで4点を先制する。その後は2回表に土屋の2ラン、7回には土屋と前田のソロが飛び出すなど、効果的に得点を重ねた。敗れた盈進は相手を上回る13安打で7得点を挙げるも、48年ぶりの夏1勝とはならなかった。
第22試合
近江が初戦突破。近江は1点を追う5回裏、横田と石浦の適時打で3点を奪い、逆転に成功する。その後1点を加えて迎えた7回には、石浦と大橋の適時打でリードを広げた。投げては、先発・山田が8回2失点13奪三振の好投。敗れた鳴門は、打線が2回以降振るわなかった。
第23試合
海星が大勝で2回戦に駒を進めた。海星は初回、2死から丸本、森、西村の3連打で2点を先制する。その後は6回表に4本のヒットで4点を追加するなど、終わってみれば14安打で11得点を挙げた。投げては先発・宮原が9回無失点で完封。敗れた日本文理は投打ともに振るわなかった。
第24試合
天理が接戦を制し2回戦進出。天理は0-0で迎えた4回裏、内藤の適時打で1点を先制する。そのまま迎えた6回には山村の適時打で加点した。投げては、エース・南沢が9回1失点の好投。敗れた山梨学院は最終回に追い上げを見せるも、あと一歩及ばなかった。
第25試合
敦賀気比が2回戦進出を決めた。敦賀気比は初回、3本の適時打などで幸先良く4点を先制する。その後も着実に得点を重ね、9回表には打者一巡の攻撃で5点を挙げるなど、終わってみれば13得点と自慢の攻撃力を発揮した。敗れた高岡商は、投手陣が振るわなかった。
第26試合
市船橋が接戦を制し2回戦進出。市船橋は2点を追う8回裏、片野のソロなどで2点を挙げ、試合を振り出しに戻す。続く9回には一死満塁の好機をつくると、最後は押し出しの死球でサヨナラ勝利を決めた。敗れた興南は3回に5点を先制するも、リードを守り切れなかった。
第27試合
横浜は3回裏、緒方の適時二塁打と板倉の適時打で2点を先制する。その後1点差とされて迎えた8回には、岸本の適時三塁打が飛び出しリードを広げた。投げては、先発・杉山が9回6安打2失点の好投。敗れた三重は、最終回に追い上げを見せるも及ばなかった。
第28試合
聖光学院は1点を追う5回裏、高中の2ランで逆転に成功する。そのまま迎えた8回には、三好のソロが飛び出し貴重な追加点を挙げた。投げては、2番手・佐山が4回2/3を無失点に抑える好救援。敗れた日大三は、再三ランナーを出すもあと1本が出なかった。